JALグランドサービスの仕事 Our Business 04
  • 客室

  • - 快適な空の旅は整えられた座席から始まる -

清潔な機内を作り出す
チームプレー

フライトを終えた航空機は、休む間もなく次の目的地に向けて準備を始めます。給油や荷物の搭載など、地上でせわしなく準備が進む光景はよく見られますが、航空機の機内でも着々と用意が進んでいます。

客室スタッフの業務は機内の清掃と点検、備品を整えることが中心。お客さまがすべて降りた後の機内はピンと張りつめた空気が流れ、1チーム15名前後のスタッフが1分、1秒を惜しむように一斉に座席一つ一つを整えていきます。

シートまわりのゴミを片付け、ヘッドホンやブランケットなどの必要備品を用意し、機内誌を揃え、シートベルトを整え、テーブルを拭く……。これらの作業は役割を分担して行うチームプレーです。

一つ一つの作業を行いながら、さまざまなところに目を光らせ、指先を好感度センサーのように働かせています。小さなゴミはもちろん、機材の異常も見落とさないためです。

次のお客さまが快適に
空の旅を楽しむために

そしてもう一つ、客室スタッフにとって重要な仕事があります。それは機内放送の準備。フライト中にニュースを機内で放送するために、空港内のダビングルームで最新ニュースを録画し、各航空機に積み込みます。これも快適な空の旅をお届けするためのツールの一つです。

すべては、次に乗るお客さまが気持ちよく、くつろいで空の旅を楽しめるために……。それが客室スタッフの業務なのです。

スタッフ紹介

客室スタッフが守るのは
確かな品質と定時性

フライトを終えた機内は、次の出発までのわずかな時間でお客さまを迎え入れる準備を着々と進めている。そのなか、スタッフに指示を送りながら作業にいそしむ大きな体がひと際目立つ。それが三浦正暉だった。

「国内線は次のフライトまでの時間が短いので大変ですね。『品質と定時性』は絶対に守らなくてはなりませんから」。そう語る三浦の表情は、無事に出発時刻に間に合った安堵感と、自身が納得できる機内に仕上げられた達成感に満ちていた。

一つ一つの座席が
お客さまのすべて

入社2年目の三浦は、羽田空港の国際線で搭載業務を担当した後、客室業務に転属。現在は主に国際線を担当している。グランドハンドリングに携わる人たちからは『安全』と『定時性』という言葉を頻繁に耳にするが、三浦は冒頭のように『品質』という言葉を真っ先にあげた。

「座席のまわりが整っていることが当たり前。ゴミがなく、汚れがない……その当たり前な状態を当たり前に、確実に作り出すことが私たちの仕事です。私たちにとっては何百もある席の一つですが、そこに座るお客さまにとっては、そこで何時間も過ごすことになります。その席がお客さまのすべてなのです。これを忘れてしまうと、お客さまの楽しいはずの空の旅を台なしにしてしまうこともあります」。

世界一の綺麗な機内が
客室スタッフのプライド

さらに三浦は続ける。

「客室スタッフの間で語り継がれているエピソードがあります。ある座席の下にピーナッツの殻が残っていて、そこに座ったお客さまがピーナッツアレルギーだったんです。一つのピーナッツの殻でお客さまの空の旅が最悪なものになってしまいました。長い時間を過ごす機内でどれだけ快適な時間を送れるかは、気持ちの良い機内かどうかが重要だと思います。そういう意味では、私たちの仕事はお客さまに非常に近いので、『JALのイメージは自分たちが背負っている』という意識で業務に取り組んでいます。どのような状況でも世界で一番綺麗な機内にする品質は、客室スタッフのプライドでもあります」。そう語る三浦の顔と口調は強い信念に満ちていた。

航空機といえば鶴丸
だからJALで働く

これほどまでの情熱を傾けて仕事ができるのは、やはり航空機が好きという根本的な理由と、航空機のそばで働くという夢を叶えたからだ。

「きっかけは子どもの頃に乗った航空機。そのときパイロットの方が一緒に写真を撮ってくれたんです。それで航空機が大好きになり、いつか航空機の仕事がしたいと思うようになったんです。そのときに乗ったのがJALで、航空機といえば『鶴のマーク』のイメージ。だから、働くのはJAL関係以外は考えていませんでしたね」。仕事の話をするときから一転、少年のような無邪気な顔になった三浦。その表情から航空機が好きなことが伝わってくる。余談だが、「三浦は本当に航空機が好きだよね」という声は周りのスタッフから何度も聞いた。

情熱は後輩にも伝わり
新しい仲間ができた

夢がかなってJALの航空機に触れながら働く三浦だが、そのことと同じくらい嬉しかったことがあるという。

「私が卒業した専門学校で開催された航空教室で講義を担当しました。そのなかに『三浦さんの話を聞いて同じ会社に入りたいと思いました』という学生がいたんです。すごく嬉しかったです。いつかその彼と一緒に仕事をしたいですね」。

こうして自身の夢をかなえるとともに、後輩の夢を実現する手助けもした三浦。航空機好きの情熱とグランドハンドリングのプライドは、眩しいほどにキラキラしていた。

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